着物買取を依頼する際に準備をしておきたいアイテムが、証紙です。
証紙とは着物の生地の種類や原材料名、織り元など着物に関する情報が記載されたものです。
なければ買取をして貰えないという訳ではありませんが、ある方が査定額が上がりやすくなります。
証紙がある方が評価が上がる理由は、買取をした着物を販売する際に、新たなお客様に対し着物の品質と価値を証明しやすくなるためです。
目利きに自信がない人であっても、証紙を見ればその着物が本当に値段に見合う価値があるものか手軽に判断できるようになります。
さらに、売る側も、自信を持って着物を販売できるというメリットが生まれます。
そのため、着物買取を依頼する前には、証紙がないか探しておくと良いでしょう。
とても良い着物ということが分かっていても、証紙がないという状態で査定を受ける場合は、目利きの鑑定士がいる業者を選んでおくと良いでしょう。
着物を見れば価値や品質をしっかりと見抜くことができる鑑定士であれば、証紙がないからといって二束三文での買取となる心配はないでしょう。
ただ、証紙がある場合と比べると、買取額はやや下がる可能性が高くなります。
それだけに、着物買取を依頼する前にはどこかに証紙が残っていないか、しっかり探しておくことがおすすめです。